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タイトル 日 時
「浦島さん」 太宰治
ご存じ「お伽草紙」のなかの一編 です。 前口上がいいですね。長男の道 楽は上品で、次男、三男の道楽 は放蕩に帰すなどということが、 おそらくは自虐をこめて語られて います。浦島太郎は長男だそう です。 恩返しをする亀がまたいいので す。まあよく喋ります。それがま た妙に的を得ているので、うれし くなるじゃありませんか。 ひとつ気に入らない点があるとす れば、やはり結論の部分です。著 者は、玉手箱の貝殻を開けて三百 歳のじいさんになってしまった浦島 さんを不幸ではな... ...続きを見る

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2010/10/31 13:36
「工場としての結婚式場  松戸・玉姫殿」村上春樹・安西水丸
『日出る国の工場』のなかの一編です。 村上春樹と安西水丸のふたりが、様々 な工場を訪問しレポートするのですが、 なぜ結婚式場が「工場」なのか、という 疑問には本文に説明があります。面倒 なので引用しませんが、とにかく村上氏 によれば、結婚式場は《工場以外の何 ものでもないのだ》そうです。 興味深いのは別のことです。本編は他 の工場レポートに比べて明らかに異色 です。まずかなり長い前置きの後、モデ ルケースとして架空の新郎新婦を設定 し、会話文を通して、式の費用について ... ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2010/10/30 19:59
「カフェ・ド・カフカ 44」 リシャール・ラランド/山の上カナ訳
「カフェ・ド・カフカ 44」 リシャール・ラランド/山の上カナ訳 オープンカフェ。白いテーブルクロス。 リシャール。マルゴ―。 白ワインを飲みながら、ノートを広げ なにやら書きつけるリシャール。 コーヒーを飲むマルゴ―。 灰皿には吸殻が三本。 マ「ねえ、さっきからなにを書いてる わけ?えらい気になるんだけど」 リ「警句」 マ「ケイク?」 リ「アフォリズムだよ」 マ「ああ、警句ね」 リ「二十代のころは映画の脚本とか 小説を書いた。三十代は詩だ。四十 代にして辿り着いたのが警句さ。ケ・ イ・ク」 マルゴ―「段々短くなるわけね」 リ... ...続きを見る

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2010/10/28 19:01
「都会の敗北」O・ヘンリ/大久保康雄訳
作者の優しさがにじみ出ています。 甘いといわれてもしょうがないかも しれません。O・ヘンリはあくまでO・ ヘンリで、フィッツジェラルドではな いのですから。 田舎出身の成り上がり者が帰省し た途端、都会の洗練を忘れ、地顔を 表し、名門の令嬢である妻のアリシ アはそんな夫をさらに深く愛するとい うおとぎ話です。 やれやれ、勝手にしてくれ、と言いた くなりますよ、そりゃあ。 ...続きを見る

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2010/10/25 17:27
「復讐」 三島由紀夫
《小林一茶名句シリーズ〜猫編》 ...続きを見る

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2010/10/19 10:30
「前科十六犯」色川武大
この作品が色川武大の名で発表 されたことが興味深いですね。 阿佐田哲也がギャンブル小説、 色川武大が文学作品、どうもそう 単純な話ではないようです。 「前科十六犯」はボーダーライン 上の作品というような気がします。 ...続きを見る

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2010/10/16 17:04
「ロビンソン・クルーソー」 カフカ/池内 紀訳
「ロビンソン・クルーソー」 カフカ/池内 紀訳 《ソース焼きうどん(具なし)》 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2010/10/13 11:21
「商い人」 三島由紀夫
「商い人」 三島由紀夫 ...続きを見る

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2010/10/11 10:46
「たった一人のオリンピック」 山際淳司
「たった一人のオリンピック」 山際淳司 スポーツライターには、誰もが知って いる物語ではなく、自分だけが知っ ている事物をすくい上げ、自分だけ の物語を構築したいという思いがあ るようだ。 野心でしょうか?しかしながら、自分 だけの物語を構築することと、自分だ けのウ゛ィジョンをもつことは微妙に異 なるような気がします。 ひょっとしたら、鮮度のことを懸念して いるライターもいるのかもしれません。 "誰もが知っている物語は腐りやすい゛; それは誤解だと思います。むしろ逆で す。Numberのベストセレクションに... ...続きを見る

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2010/10/10 16:18
「小さい悪魔がパンきれのつぐないをした話」トルストイ/中村白葉訳
ちくしょう! くそったれが! ...続きを見る

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2010/10/07 08:09
「逆境について」 ベーコン/渡辺義雄訳
「逆境について」 ベーコン/渡辺義雄訳 《順境の徳性は節制であり、逆境 のそれは堅忍である。道徳におい ては、後者のほうが英雄的な徳性 である。》 スポーツにおいて判官贔屓が生じ るのは、こういう訳だったのですね。 源義経が好きだからとか、自分は たいがいいつも逆境にいるからだ とか、そういうこともあるとは思い ますが。 ...続きを見る

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2010/10/04 11:02
「使者」 カフカ/池内 紀訳
(全文) ...続きを見る

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2010/10/01 22:49

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一日一編 2010年10月のブログ記事/BIGLOBEウェブリブログ
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