一日一編

アクセスカウンタ

zoom RSS 「世慣れた男」 ヘミングウェイ/高見浩訳

<<   作成日時 : 2010/11/14 10:45   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

壮絶なケンカで両目をうしなった
男が、酒場にあるスロットマシー
ンに“喰いついて”、しぶとく生き
てゆくという話です。
ケンカのシーンは陰惨そのもの
です。かみついたり、目玉をえぐ
りだしたり・・・。アメリカ映画によ
く見られる、拳だけのクリーンな
ファイトとは無縁です。“バーリ・
トゥード”ですらありません。
これはスペイン内戦に参加した
ことによって作者が得た認識な
のです。暴力の本質を比喩で描
いたんですね。
それと、ブラッキーとウィリー・ソー
ヤの二人がケンカをしているとき、
ソーヤの後ろではっぱをかける、
ホリス・サンズという男がいます。
これはドイツの比喩なんでしょう。

とにかく、敗残者に向ける作者の
優しい眼差しを感じます。それは
もちろん、ブラインディ(ブラッキー)
が一片の矜持を胸に抱いているか
らに他なりません。



勝者に報酬はない・キリマンジャロの雪?ヘミングウェイ全短編〈2〉 (新潮文庫)
新潮社
アーネスト ヘミングウェイ

ユーザレビュー:

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 勝者に報酬はない・キリマンジャロの雪?ヘミングウェイ全短編〈2〉 (新潮文庫) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
「世慣れた男」 ヘミングウェイ/高見浩訳 一日一編/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる