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zoom RSS テーマ「太宰治」のブログ記事

みんなの「太宰治」ブログ

タイトル 日 時
「浦島さん」 太宰治
ご存じ「お伽草紙」のなかの一編 です。 前口上がいいですね。長男の道 楽は上品で、次男、三男の道楽 は放蕩に帰すなどということが、 おそらくは自虐をこめて語られて います。浦島太郎は長男だそう です。 恩返しをする亀がまたいいので す。まあよく喋ります。それがま た妙に的を得ているので、うれし くなるじゃありませんか。 ひとつ気に入らない点があるとす れば、やはり結論の部分です。著 者は、玉手箱の貝殻を開けて三百 歳のじいさんになってしまった浦島 さんを不幸ではな... ...続きを見る

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2010/10/31 13:36
「東京八景」 太宰治
「東京八景」 太宰治 円環の入れ子構造とは気が利い てます。 著者の十年間の東京生活を回顧 したものですが、あくまで短編小説 とみなすべきです。 自らの心の闇と向き合い、苦悩とと もに生きながら、作家として自立し 再生した魂の軌跡を追ったものです。 しかし、その後の太宰の生き様(死 に様)を考えると、この小説の円環 構造は違った意味を持ちます。暗に、 実人生は違った様相を帯びてくるの だよ、再生だけでは終わらないよ、と いう太宰の声が聞こえてくるようです。 ...続きを見る

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2010/09/10 23:06
「トカトントン」 太宰治
「トカトントン」 太宰治 毎日グダグダの暑さですが、こういう 真夏日に太宰を読むというのはいか がなものか、と読み終えてから思い ました。「桜桃忌」なんていうのもあり ますが、やはり太宰を読むなら秋か ら冬にかけてという気がします。なん となくですけどね。 「トカトントン」はある若者が某作家に 手紙を書くという設定です。作品のほ とんどは手紙が占めています。  手紙の内容から、若者も某作家も共 に太宰自身を彷彿させますが、それ では太宰は若いころの自分と文通が したかったのかというと、そんなこと... ...続きを見る

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2010/07/26 19:11
「葉」 太宰治
「葉」 太宰治 今日の作品は太宰治の処女短編集「晩年」に収録されて います。彼の「もの思う葦」というエッセイによると、彼はこ の「晩年」を完成させるのに十年を費やしたそうです。 二十代に初読したときは、そういうことは深く考えずに、た だ機械的にページをめくってました。 襟を正して読むなんてことが必要だとは、今でさえ思って いません。ただ、心を落ち着かせてよく味わうことが読書 の喜びを深めてくれると、最近になってようやく気づきまし た。 「葉」には統一したストーリーというものはありません。様々 ... ...続きを見る

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2009/04/17 01:18

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