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zoom RSS テーマ「料理」のブログ記事

みんなの「料理」ブログ

タイトル 日 時
「わたし自身について」 W・アーウ゛ィング/吉田甲子太郎
「わたし自身について」 W・アーウ゛ィング/吉田甲子太郎 鶏の唐揚げというのは意外に難し いものですね。チキンかつのほう がむしろ易しいと思います。特に フライパンに少量の油を引いて、 揚げ焼きにする場合はなおさら です。 今回は親子丼用の鶏肉でチャレ ンジしてみました。 写真ではわかりにくいですが、完 全に失敗しました。完敗ということ です。鶏はなかなか手ごわい相手 ですね。 牛や豚も好敵手です。羊と馬は食 べません。 魚は雲の上です。 ...続きを見る

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2010/11/12 10:34
「目と口」 イソップ/中務哲郎訳
「目と口」 イソップ/中務哲郎訳 《アスパラカレー》です。 ...続きを見る

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2010/11/04 14:29
「ラディゲの死」 三島由紀夫
「ラディゲの死」 三島由紀夫 金閣寺 (新潮文庫)新潮社三島 由紀夫ユーザレビュー:Amazonアソシエイト by ...続きを見る

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2010/11/03 10:39
「春子」 三島由紀夫
「春子」 三島由紀夫 《つみれの味噌汁》です。 大根は欲しかったです。 ...続きを見る

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2010/11/02 09:34
「カフェ・ド・カフカ 44」 リシャール・ラランド/山の上カナ訳
「カフェ・ド・カフカ 44」 リシャール・ラランド/山の上カナ訳 オープンカフェ。白いテーブルクロス。 リシャール。マルゴ―。 白ワインを飲みながら、ノートを広げ なにやら書きつけるリシャール。 コーヒーを飲むマルゴ―。 灰皿には吸殻が三本。 マ「ねえ、さっきからなにを書いてる わけ?えらい気になるんだけど」 リ「警句」 マ「ケイク?」 リ「アフォリズムだよ」 マ「ああ、警句ね」 リ「二十代のころは映画の脚本とか 小説を書いた。三十代は詩だ。四十 代にして辿り着いたのが警句さ。ケ・ イ・ク」 マルゴ―「段々短くなるわけね」 リ... ...続きを見る

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2010/10/28 19:01
「ロビンソン・クルーソー」 カフカ/池内 紀訳
「ロビンソン・クルーソー」 カフカ/池内 紀訳 《ソース焼きうどん(具なし)》 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2010/10/13 11:21
「商い人」 三島由紀夫
「商い人」 三島由紀夫 ...続きを見る

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2010/10/11 10:46
「逆境について」 ベーコン/渡辺義雄訳
「逆境について」 ベーコン/渡辺義雄訳 《順境の徳性は節制であり、逆境 のそれは堅忍である。道徳におい ては、後者のほうが英雄的な徳性 である。》 スポーツにおいて判官贔屓が生じ るのは、こういう訳だったのですね。 源義経が好きだからとか、自分は たいがいいつも逆境にいるからだ とか、そういうこともあるとは思い ますが。 ...続きを見る

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2010/10/04 11:02
「九月の四分の一」 大崎善生
「九月の四分の一」 大崎善生 今日は九月の二分の一ですね。 だから何だ?と言われると、特に 返す言葉もないんですけどね。 ‘セプテンバーハーフ’なんていう マヨネーズがあったら、まず買って しまうでしょうね。 名前というのは大事です。 さて、そんなこんなで、今日は、 《カレーパン》 を作りましたよ。 ずいぶんと思い切ったことをしたね え、なんて思うかもしれません。で も意外と簡単ですよ。 山崎より、デンマークより、こちらの ほうが好きですね。 まあ、ごちゃごちゃ言っても詮無い ですから、とりあ... ...続きを見る

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2010/09/15 22:10
「船の旅」 マンスフィールド/安藤一郎訳
「船の旅」 マンスフィールド/安藤一郎訳 母を突然亡くした少女が、葬儀の 後、祖母に連れられて、祖父母の 家に引き取られて行くまでの船旅 を描いたものです。 少女(フェネラ)は、まだ幼いせいか、 母の死というものを理解してないよう です。父との別れや、祖母のお祈り や、そのほか目に映る様々な事象 に気を取られます。その中には、もち ろんお祈りも含めて、死を暗示するメ タファーが所々にばらまかれています。 無垢とかイノセンスという言葉が浮か んできますが、それだけでは括れない 少女の心理の陰影が、作品全体の陰 ... ...続きを見る

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2010/09/14 23:01
「火山の休暇」 三島由紀夫
「火山の休暇」 三島由紀夫 ハンバーグは平たくすると、中ま でちゃんと火がとおります。 ...続きを見る

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2010/09/13 23:58
「カフェ・ド・カフカ 29」 リシャール・ラランド/山の上カナ訳
「カフェ・ド・カフカ 29」 リシャール・ラランド/山の上カナ訳 本作品を読んで、作者のラランドと訳者の 山の上カナが、実は同一人物なのでは、 という疑念が湧いてきました。 「〜29」は、めずらしく一人称の語りです。 それはいいのです。問題は中身です。 以下のように始まります。 《私の生まれ育ったところは、山に囲まれ た雪深い温泉街でした。排水溝から立ち 上る湯煙と硫黄の臭いは、故郷を離れて もうかれこれ十年は経とうかというのに、 未だに私の皮膚に浸みついています。 家のそばに一軒のお蕎麦屋さんがあって、 店が営業しているときには、軒先... ...続きを見る

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2010/09/12 21:00
「酒の精」 蒲松齢/立間祥介訳
「酒の精」 蒲松齢/立間祥介訳 『聊斎志異』はやたらと狐が出て きますね。 大陸人は鷹揚なせいか、相手が 狐であっても、絶世の美女に化け ていると、まあいいかと寝てしまう ところが楽しいです。 本日の作品には、狐は出てきませ ん。分量も少なくて、わずか二ペー ジほどです。でも楽しめます。請け 合いです。不思議な余韻も残ります。 あらすじは記すこともないでしょう。 なにせ二ページですからね。 ...続きを見る

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2010/09/11 23:57
「東京八景」 太宰治
「東京八景」 太宰治 円環の入れ子構造とは気が利い てます。 著者の十年間の東京生活を回顧 したものですが、あくまで短編小説 とみなすべきです。 自らの心の闇と向き合い、苦悩とと もに生きながら、作家として自立し 再生した魂の軌跡を追ったものです。 しかし、その後の太宰の生き様(死 に様)を考えると、この小説の円環 構造は違った意味を持ちます。暗に、 実人生は違った様相を帯びてくるの だよ、再生だけでは終わらないよ、と いう太宰の声が聞こえてくるようです。 ...続きを見る

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2010/09/10 23:06
「女客」 泉鏡花
「女客」 泉鏡花 会話が主体となり話が展開する のですが、その展開のしかたが 実に鮮やかです。 謹さんという家の主と、この家に しばらく逗留している、謹さんとは 縁続きのお民という人妻が会話 の主です。謹さんは独り身です。 話のかじ取りをするのは謹さんで す。 まず、貧しかったころの話から始 まり、その苦労話が次第に不気 味なトーンを帯びてきます。この 辺は鏡花の得意とするところで しょう。 ところが、話は一転、謹さんのお 民さんに対する純愛の告白という 形へと大転回します。 最... ...続きを見る

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2010/09/09 21:01
「亀の置みやげ」 森谷象
「亀の置みやげ」 森谷象 この作品は、登場人物の心理描写が徹底的に 排除されています。なんとなく今風ですね。 順は十九歳です。男です。国道沿いのハンバ ーグ&ステーキレストランで働いています。彼 の仕事はハンバーグを焼くことなのですが、焼 くといっても冷凍したパテにグリルで格子状の 焼き目を斜めにいれ、あとはレンジで加熱する だけなのです。レンジから取り出したばかりの ハンバーグは、中央の部分が膨張しています。 そんなとき彼は、格子状の焼き目のついたハ ンバーグをじっと見つめるのです。 きっと何かに... ...続きを見る

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2010/09/08 23:29
「僕の親戚、メイジャ・モリヌー」 ホーソーン/坂下 昇訳
「僕の親戚、メイジャ・モリヌー」 ホーソーン/坂下 昇訳 アメリカがイギリスから独立を勝ちとる 前の話です。 イギリス本土からやってきたひとりの 青年が、ボストンの港に降り立ちます。 彼は親戚のモリヌーを頼ってやってき たのです。 初めて訪れる町で土地勘もなく、モリ ヌーの住所について詳しい情報を持っ ていない青年は、出会うひとに片っ端 から、「僕の親戚、メイジャ・モリヌーの 住処を教えて下さい」と声を掛けます。 ところが、誰一人教えてくれないばか りか、にやにやしたり、不機嫌になった り、怒ったりして、さんざんな対応を受 ... ...続きを見る

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2010/09/04 20:23
「カフェ・ド・カフカ 8」 リシャール・ラランド/山の上 カナ訳
「カフェ・ド・カフカ 8」 リシャール・ラランド/山の上 カナ訳 今日もカフェから流れてくるのは、種々雑多な会話 の断片です。 ...続きを見る

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2010/09/03 23:27
「中年のひとり者ブルームフェルト」 カフカ/池内 紀訳
「中年のひとり者ブルームフェルト」 カフカ/池内 紀訳 耳の痛いタイトルです。 本来なら、こんなタイトルの小説を読んで クスクス笑っている場合ではないのです。 それでも(それだからこそ)笑ってしまい ます。それがカフカです。 訳者の池内氏が解説で「つがい現象」に ついて述べてますが、シンプルにこう考 えたいと思います。ひとつの対象に含ま れる相反するふたつの要素、または、ひ とつの対象に対する相反するふたつの 感情。 例えば、ひとつの作品が喜劇であるのと 同時に悲劇である(逆も同じ)とか、現実 と超現実であるとか、もしくは、... ...続きを見る

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2010/09/02 20:14
「待っている」 レイモンド・チャンドラー/稲葉明雄訳
「待っている」 レイモンド・チャンドラー/稲葉明雄訳 ハードボイルドタッチの推理小説というのは、いか に酔わしてくれるかがポイントだと思います。 本日の作品はどうかというと、太鼓判は押せませ んがシャチハタなら押せます。水割り一杯ぐらいで しょうか。それでも、禁酒しているので大いにたす かります。 この手の小説はあらすじなど言わないほうがいい でしょう。でもひとつだけ。マーロウは出てきませ ん、残念ながら。それと、登場人物はだれ一人と して酒を飲みません。 結末はやや甘いと感じましたが、短編なので仕方 ないのかもしれません... ...続きを見る

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2010/09/01 16:33
「黒野 K vs 黒井コハク 〜特別対談〜」 黒野 K
「黒野 K  vs  黒井コハク 〜特別対談〜」 黒野 K ようやく気づきました。この‘特別対談’なるものも 作品のひとつだったんですね。目次をなんとなく見 ていたら気づきました。上記のタイトルは、これまで 紹介してきた一連の短編と同じ書式で書かれてい るではありませんか!もっと早く気づくべきでした。 よくやるよ、という言葉しか出てきそうもありませんが、 一応なぞっときます。 まずは編集者の前口上から始まります。読者に向け られたものではなく、あくまでも黒野と黒井にたいして の言葉という設定です。仕事モードのスィッチと、録音 テープの... ...続きを見る

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2010/08/31 14:24
「忘れ得ぬ味」 黒野 K
「忘れ得ぬ味」 黒野 K 登場人物は全部で四人です。 木田あつし(44)、小説家。 木田国男(67)、その父。 林田奈々子(26)、雑誌の編集者。 森田元(不明)、ラーメン屋の店主。 何か投げやりな感じがするのは気のせいでしょうか。 主人公の木田あつしは、新人のころは大いに話題に なった作家でした。月刊の文芸誌に彼の名前が見ら れぬことはまずなく、彼の処女長編、「アスファルト・ トリック」は二十万部を軽々突破しました。五年目くら いから、スランプの影が見え始めました。自宅が港区 から北区に移り、仕事... ...続きを見る

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2010/08/27 11:57
「裏切る心臓」 ポオ/中野好夫訳
「裏切る心臓」 ポオ/中野好夫訳 本日の作品が収められている、『黒猫・モルグ 街の殺人』(岩波文庫)は、先日、ブックオフで 買い求めました。ポーのものは、新潮文庫で二 冊持っているのですが、【105円】につられてし まいました。自宅に帰って詳しく目次を見てみる と、新潮版には収録されていない作品がふたつ もありました。なんだか得した気分です。そのふ たつのうちのひとつが、「裏切る心臓」です。 ちなみに、 新潮文庫(佐々木直次郎訳)がポーで、 岩波文庫(中野好夫訳)がポオです。 とても怖い話です。その怖さの源... ...続きを見る

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2010/08/24 23:07
「賭け」 チェーホフ/松下 裕訳
「賭け」 チェーホフ/松下 裕訳 チェーホフにしてはめずらしくエキセントリック な話です。 あるパーティーで死刑制度の是非が話題に 上ります。ホストの銀行家は、終身刑よりも 死刑のほうがはるかに人道的だと、持論を ぶちます。すると、若い法律家がそれにまっ こうから反論します。エスカレートした議論の 果てに、ひとつの賭けが持ち上がります。 若い法律家(25歳)は、15年間、厳重な監視 のもと独居生活をし、見事達成できたら、銀 行家から二百万ルーブルをもらえるというもの です。 ただこの独房生活は結構人道的で... ...続きを見る

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2010/08/23 23:20
「耳」 向田邦子
「耳」 向田邦子 サラリーマンのお父さん(楠)が、ある日会社を ずる休みして、家の中を家探しするという話で す。 このお父さんは、家探しを始める前に、小学生 時代のずる休みを思い出します。 わたしも小学生のころは、よくずる休みをしまし たが、そんな日は、なぜだか、かならずといっ ていいほど料理番組をみてました。 料理番組といえば、『三分間クッキング』のテー マ音楽は当時のままですね。あの番組は、みな さんご存じかと思いますが、三分間で出来る料 理を紹介するのではなく、あくまで三分間の料理 ... ...続きを見る

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2010/08/22 20:05
「燕の童女」 川端康成
「燕の童女」 川端康成 日本の文学史上で、アブノーマルな作家というと、 まず名前が浮かぶのが、谷崎潤一郎と川端康成 です。よりダイレクトなのが谷崎潤一郎で、川端康 成のほうは湖水のような静けさのなかに、それを 匠に隠しています。 変態性とかフェティシズムだけが、このふたりの特 異性でないことはもちろんです。《美》というものを、 このふたりほど強く意識させる作家は、日本の文学 史にはなかなか見いだせません。 では、美=アブノーマルなものなのか? うーん?だから文学は奥が深い、と逃げておきます。 「燕... ...続きを見る

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2010/08/18 20:33
「トビデル」 黒野 K
「トビデル」 黒野 K さて何ができるでしょう?答えは後で・・・。 この「トビデル」は黒野Kの書いたもののなかでは一番好き です。 「トビデル」は黒野本人が登場しますが、主役ではありませ ん。主人公で物語の語り手は、"電気屋の次男坊"、あるい は単に"次男坊"と呼ばれている吉男という男です。黒野は 聞き役です。 "トビデル"というのは何かというと、吉男が考案した痛さを 表す単位です。話は、吉男がこれまで経験した痛みのベス ト5(ワースト)を発表していくというものです。それらの痛い 経験を、番号を... ...続きを見る

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2010/08/17 21:57
「掟の門」 カフカ/池内 紀 訳
「掟の門」 カフカ/池内 紀 訳 カフカについては様々な人が様々なことを 書いていますから、何を言っても、何を今さ らと言われそうです。 「審判」のなかによく引用される有名なくだり があります。僧がヨーゼフ・Kに言うセリフです。 『書物は不変であって、いろいろな意見などは しばしばそれに対する絶望の表現にすぎない』 これはまさに「掟の門」についてふたりが語って いるときに出た言葉ですが、この「掟の門」は、 あえて"絶望の表現"をしてみたい誘惑に駆られ ます。 村上春樹の言葉を借りるなら、これほど“開かれ ... ...続きを見る

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2010/08/14 23:13
「帰郷」 モーパッサン/高山鉄男訳
「帰郷」 モーパッサン/高山鉄男訳 「ひまわり」という映画がありましたね。あの 映画は、反戦という重いテーマがありました し、夫のほうに新しい家族ができてしまった という設定でした。 モーパッサンも反戦をテーマにした作品を書 いていますが、本作は戦争とは関係ありませ ん。 この作品を書いているとき、モーパッサンには 「オデュッセイア」が念頭にあったような気がし ます。 行方不明の夫が十二年振りに自分の家に帰 ってみると、妻には新しい夫とその間にもうけ た子供までいるということですが、最初の夫― マルタンの... ...続きを見る

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2010/08/10 22:21
「手紙」 夏目漱石
「手紙」 夏目漱石 現実に材料を借りた虚構というのは意外に 難しいのだな、ということが印象として残り ました。 本作が収められている、『文鳥・夢十夜』に は「思い出す事など」があります。これは、 いわゆる修善寺の大患とその前後の闘病 生活の印象を克明に記したものです。漢詩 や俳句、さらには読書の感想なども盛り込 まれてあって、単なるエッセーを超えた奥行 があります。 その中にこんな一節があります。 《余は好意の干乾びた社会に存在する自分 を甚だぎこちなく感じた》 このあと、義務と好意の違い... ...続きを見る

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2010/08/09 21:54
「底無しの長い夜」 黒野 K
「底無しの長い夜」 黒野 K 本作は黒野Kの短編集『忘れ得ぬ味』に収録 されています。わたしは黒野Kが、怪奇小説を 書いている黒井コハクのペンネーム(こちらも ペンネームでしょうが)だということを偶然知っ ていました。なにかのインタビューで語ってい ましたが、黒野Kは《書くこと》と《読むこと》を 軸にした作品を発表していくとのことです。 たしかにこの短編集でも必ず《読む人》と《書く 人》が登場します。そしてなぜだか《書く人》の ほうが、どの作品でも悲惨な目にあうのです。 "物書きの受難"といったところでし... ...続きを見る

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2010/08/05 23:15
「汽車の中」 小島信夫
「汽車の中」 小島信夫 小島信夫の作品は訳のわからないもの が多いので深入りするのはやめておき ます。 この作品を読んで、オジーオズボーンの 『クレイジートレイン』を思い出しました。 歌詞はよく知らないのですが、イントロの ギターとさびの部分が好きなんです。 「汽車の中」の汽車は何の比喩なんでし ょう。人生というとちょっとありきたりです よね。列車には主人公の佐野とその奥 さんのほか様々な人が乗り合わせます。 かっぱらい、宗教家、権力を笠に着た移 動警察や車掌等々。おまけに車内はシ ャレになら... ...続きを見る

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2010/08/02 22:24
「断食芸人」 カフカ/池内紀訳
「断食芸人」 カフカ/池内紀訳 いいなぁー、カフカは。すごいなぁー。特に この「断食芸人」は見事ですね。一年に一 度読んでも楽しめると思います。 あまりに完璧な作品なので、余計なことを 書くと笑われるか怒られるかしそうです。“ 悲劇と喜劇が絶妙のバランスで同居して いる”とかなんとかかんとか・・・。 そんなわけで、大好きな個所を少しだけ紹 介するにとどめたいと思います。 『断食』という芸がまだかなりの人気を博し ていたころ―つまり物語の前半―、断食芸 人がこっそりつまみ食いしないように見張り 番をする人... ...続きを見る

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2010/08/01 23:17
「ピッチャーズマウンド」 津崎耕作
「ピッチャーズマウンド」 津崎耕作 また津崎耕作の登場です。とりあえずこれで 最後にしたいと思います。 思いつきなんですが、ひと月に一回、一冊の 本を集中的に取り上げて、【今月の一冊】とい うことにしようかなどと考えています。 ところで、ついに納得のいくサラダが完成した ので紹介したいと思います。 まず雪平鍋にオリーブオイル小さじ2杯を入れ 火にかけます。(マーブルコートの雪平最高) そこに芯を取ったニンニクを一個スライスして 入れ、二十秒ほど炒めます。火加減は最後 まで中火と弱火の間でいきましょう。 次に... ...続きを見る

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2010/07/30 22:34
「逃走」 スタインベック/大久保康雄訳
「逃走」 スタインベック/大久保康雄訳 海岸の近くにネイティブアメリカンの 一家が暮らしています。 十年前、父親はガラガラ蛇に咬まれ て命を落としてしまったので、以来、 母親は女手一つで子供たち三人を 育ててきました。ちなみに一家のな かでこの母親だけファーストネーム が与えられていません。母性を際立 たせるための工夫でしょうね。 ぺぺという十九になる若者がいます。 一家の長男です。ナイフ投げが得意 で、ナイフは父親の形見です。 ある日ペペは家から十五マイル離れ たモンテレイという町に使いにやられ ます。ペ... ...続きを見る

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2010/07/27 22:39
「ともしび」 チェーホフ/松下裕訳
「ともしび」 チェーホフ/松下裕訳 チェーホフという作家は本当に偉大ですね。 読み終えた後の余韻が何ともいえません。 余計なことを書くとブチ壊しになりそうなの でやめておきます。 それより餃子です。ギョーザ。薄味の病院 食になれてしまったせいか、外で何を食べ てもしょっぱすぎて口に合わなくなってしま ったのですが、餃子だけは違いました。最 終的に自分で味付けするというのが大きい と思います。酢とラー油を多めに、醤油は一 滴か二滴で充分です。 美味いなーギョーザは。今流行りの焼き小 籠包も気になりますが、やは... ...続きを見る

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2010/07/21 23:54
「美女」 チェーホフ/松下裕訳
「美女」 チェーホフ/松下裕訳 入院中食物仕分なるものをやってました。暇でした からね。読書もしました。友人が「1Q84」を持ってき てくれました。ほかにも夏目漱石だのJ・オースティン だのケルアックだのいろいろ読みましたが、あまり入 り込めませんでした。どうも病院というところは読書に は向かない場所のような気がします。 食物仕分ですが、これは何かというと、食べたい物を 手帳に片っ端から書いていくのです。退院してから食 べるリストを作っているわけではありませんよ。仕分け というからには吟味しなければなりません... ...続きを見る

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2010/07/20 23:47

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